グーグル八分

8/31のCNet Japanの記事に「IPAが採択した「グーグル八分発見システム」の深意」が出ていました。
http://japan.cnet.com/svc/nlt2?id=20354894

グーグル八分」とはグーグルから「ハブられる」こと。「村八分」からきているそうです。
グーグルもここまでくるともはや社会インフラですね・・そのうちグーグル上で住民票が取れる日もくるかも。

実際にハブられた経験のある「悪徳商法?マニアックス」のサイト管理人の吉本敏洋氏が、人為的にハブられたサイトを検索するシステムを開発するとの事です。このプロジェクトのすごいところは、独立行政法人情報処理推進機構IPA)の未踏ソフトウェア創造事業として採択されたこと。

IPAに採択された理由はべつに「グーグル」が怖いからではなく、このプロジェクトにおいてグリッドコンピューティング技術を採用しているからだそうです。


今日のZDNetの記事にも「IBM、グリッドコンピューティングで気候変動のモデル化に協力」が出てました。
http://japan.zdnet.com/go?id=355762&tag=zdnw

グリッドもP2Pも分散コンピューティング技術であるけれど、世の中これだけコンピューターがいきわたると現実味が帯びてきますね。Internet(ARPAnet)の考えももともとそれですし。ですが、それを阻害するのは管理好きな人とそれとそれを悪用する人、それとケチな人ですかね・・