プロジェクトは生き物

これまでプロマネについて前書きをいくつか書いてきましたが、これから具体的なテーマに沿って小見を述べて行きたいとおもいます。

2.1 プロジェクトは生き物
現在のソフトウェア開発はもとより、多くの目的達成のための手段は、すべてプロジェクトとおくことが出来るとゆうのは私の持論である。詳しいプロジェクトの定義は多くの書籍で定義付けられていると思うが、お堅い定義はそれらに預けるとして、例えば夫婦生活さえもプロジェクトと考えることが出来ると考えている。それは、プロジェクトとは、「目標」があり、それに対し共通の使命を帯びたものがチームを編成し、「創造」と「実践」、時には「改善」を行いながら「目標」を達成するものであると考える。夫婦生活であれば、目標は共通の夢の達成や幸せな家庭、もしくは老後の縁側で飲む一杯のお茶かもしれない。それをかなえる為に、それぞれ(この場合夫婦や子供、ペット)は各自の役割を全うして創造し、それを実践することにより、共通の目標に少しでも近づけるように努力する。時には、目標に進む為には、当初立てた誓いを変更してでも進むことがあるだろう。
前置きが長くなったが、私が言いたいことは、この世に同じプロジェクトは一つも無いとゆうことである。プロジェクトは、この世の中の生き物と同じように、同じ種別はあってもどこかしら違うものであり、唯一無二のものである。複数の夫婦の目標が幸せだったとしても、それぞれの幸せの定義は違うに違いない。仮に同じ目標だったとしても、それまでの創造や実践の内容や行う環境、そのメンバーは異なり、そうなればおのずと異なる過程や結果が生まれる。
ソフトウェア開発は、近年更に大規模に複雑になってきている。それなのに、過去の栄光にしがみつき、過去の凡例をそのまま鵜呑みにして使用したり、改善と銘打ってFramework を導入し、何の応用も無くそのまま適用し、返って混乱を来たしているケースを目にする。それでは、生き物であるプロジェクトを管理することは出来ない。そのプロジェクトにあった形に、まさに宝石職人がダイヤを削り磨いていくように仕上げていかなければならない。プロジェクトが”生もの”である以上、プロジェクト管理も”生もの”であり、次のプロジェクトの時には”腐って”いるかもしれないことを忘れてはいけない。


vol.5

夫婦生活がプロジェクトであるかは抜きにして(このころは新婚だったし・・最近は定常業務のような・・)今でもその通りだと思ってます。なにか新しいものを生む出すってのは血が騒ぎますよね!プロジェクトってのも響きいいし。ミッションなんて言ったらもうそりゃ。
だけど、この内容ってPMBOKにもそのまま書いてあったりするんですよね・・