2008-01-01から1年間の記事一覧

デザインの重要性とその体制

計画フェーズにおける、機能デザイン作業は、その後の設計作業に、大きな影響を与える。機能デザインがあいまいであると、そのあいまいな仕様のまま、設計が進められ、設計作業の中で、矛盾が生じ始める。設計作業で拾うことのできる不具合は回収されるが、…

計画のないプロジェクトは海図のない船である

プロジェクトにとって、計画フェーズは最も重要な工程であり、ある著名なマネジメント書では、計画フェーズの重要性を訴え、スケジュールの1/3を割り当てるべきだと主張している。だが、この期間でも、詳細でしっかりした仕様を作るのがやっとで、新しい…

プロジェクト運営のリアルな現実 −分かってそうで分からないこと− 開発の現実

研究開発では、常に次の世代をリードする製品を目指し、新たなチャレンジに向けて、エンジニアは、日々作業に没頭する。エンジニアは、チャレンジングスピリットを持ち、遣り甲斐を求めて、果敢に作業に当たり、そして成果を勝ち取り、充実感に浸る。大きな…

管理者の仕事は始まりと共に終わる

これまで、リーダーの行うべきことを、幾つか書いてきた。以下に、簡単にまとめてみたいと思う。 − メンバーが共感できるビジョンの提示 − 生きたチームの確立と明確な責任の分担 − 勇気ある見積もりと実現可能な戦略を含んだスケジュールの策定 − 創造的開…

蕃山ビオトープ

蕃山ビオトープで行われたほたる観察会に行ってきました。 開催日だということに気づくのが遅くて8時過ぎに行きましたが、まだ人も多くて駐車場も用意されていて一安心。ほたるの里は森の中の小川沿いに散策路があって、歩きながら鑑賞するようになっていま…

設計だけが開発ではない

スケジュールを策定する上で、もうひとつ重要なことは、開発は、設計作業だけではないとゆうことである。リーダーの究極の雑用とは、まさにこのことである。メンバーが行う創造的開発が、如何に効率よく行われ、且つそれらが滞りなく検証できるかが、スケジ…

勇気のある見積もり

ソフトウェア開発において、見積もりはまさに鬼門である。目に見えないものを見積もるので、多分の考慮漏れが発生する。これが、進捗の遅延につながり、プロジェクト運営を困難にする。多くのリーダーは、目に見えない見積もりを半ば諦め、悠長なスケジュー…

08'シーズン開幕

日曜に栃木県のツインリンクもてぎに行ってきました。目的はもちろんロードレース! Moto GPは第一戦のカタール、第二戦のヘレスと既に2戦を消化していますが、全日本選手権は今回が開幕戦で、全6戦8レースで争われます。 天気は快晴で風も無くレース日和…

スケジュールの重要性(スケジュール配分)

プロジェクトを立ち上げる際に、必ずスケジュールの策定(Time Management)を行うと思うが、このスケジューリングに、皆どれほどの重要性を見出せているだろうか。驚いたことに、スケジューリングを行っていないリーダーも多いと聞く。スケジュールとは、作…

地元探索

ここ数週間、公私共に超忙しかったのですが、プライベートではやっと目処がつきました。というのも、生活の地を大きく移して再スタートをすることにしました。再スタートといっても学生の頃によく生活していた地なのですが、懐かしいもの、目新しいもの、い…

セミナー御礼

3月10日に弊社社屋にて「プロジェクト・マネジメント・セミナー 〜 スコープの定義とプロジェクト作業の見える化 〜」と題してセミナーを開催させていただきました。お忙しい中参加していただいた皆様、有難うございました。 ペース配分を間違ってしまい…

青春コピーライターきりん さん

色紙に漢字とその漢字にまつわる一言を添える自称「路上詩人」です。 以前仙台からの移動の際に目に留まったのですが、その時は時間が無く、その後ひそかに探していました。今回ちょっとしたハプニングから名掛町で発見!さっそく2人の子供の漢字を書いても…

ビジョンは連判状

リーダーの絶対条件として、ビジョンの提供をあげたい。ビジョンとは、簡単に言えば、メンバーの置かれた立場や、進むべき方向性を、如何に明るく照らし、進むべきゴールを、指し示すことが出来るかである。リーダーは、個々の確固たるビジョンを持たなけれ…

管理者は担当を持ってはいけない

技術系の会社では、エンジニア出身の管理者がふつうである。だが、前述した管理者の仕事を行わずに、自らの技術担当を持ち、他のメンバーと一緒になって、目の前のことに対して頭を悩ましている管理者が多い。このような管理者は、自らの技術担当がなくなる…

札幌雪祭り

仕事の関係で札幌に行ったついでに、はじめて雪祭りというものを見ました。 思っていた以上に大きくて精巧に出来ていてすばらしかったけど・・・寒かった・・ 雪と氷の造形もさることながら、目に付いたのは外国人の多さ。 中国人、韓国人、やたら薄着の白人…

管理者とは究極の雑用

既に述べているが、管理者とは、如何にメンバーが気持ちよく作業できる環境を整えられるかが仕事である。そのためには、体を使ってでも、神経をすり減らしてでも、行うべきものがある。だが、世の中の管理者は、幻想に犯され、見栄を捨てれずに、机上から指…

アメとムチ(怒りが生むもの/その心情)

管理者は、よく「飴と鞭」を使うと言われている。管理者は、部下を侮辱すると、その部下は発奮してさらに働くと思っている。管理者は、ようするに「ケツを叩いている」わけである。これが、「鞭」になる。しかし、ケツを叩かれて、発奮するようなエンジニア…

関東の雪とリスクマネジメント

今年は雪が降らないねぇ、なんて話をしていたのもつかの間すごい雪が降っています。 電車に乗っていると、雪が結構よこなぐりだったので、駅に止まると空いたドアから雪が吹き込んできて寒いのなんのって。しかも折が悪いことに、快速、急行の待ち合わせ。そ…

携帯と固定の新たな融合

1月15日にソフトバンクがまた新たなサプライズ発表をしました。 ソフトバンクが携帯−IP電話を通話無料化へ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080115-00000942-san-bus_all ソフトバンクモバイルの携帯電話とYahoo BBのIP電話間での通話料が完全無…

管理者の迷信

管理者とは、メンバーを管理する仕事であると、勘違いをしている人はいないだろうか?ちゃんと指示した仕事をやっているだろうか?遅れてはいないだろうか?業務中遊んではいないだろうか?寝てはいないだろうか?‥皆、メンバーが、ちゃんと仕事をしてくれる…

新年

年とともに一年がたつのがはやくなると言いますが、これまでは私もそうでした。ですが去年はちょっと違ってました。それは環境が変わったということもありますが行動パターンを多少自分よりにシフトしたことによって周りの動きが変わったことによります。 最…