マジックツリー

sibu_yossi2007-10-07

このまえMySQLカンファレンスが日本科学未来館であったときに、その一階の売店でみつけた一品。この建物が科学未来館というだけあって、その売店には科学やら天体やらむかしなつかしき「学研の科学」(まだあるんだろうか・・)のようなものがいっぱい。おもわず自分のこどもたちにも科学の楽しさを味わってもらおうと手に取りました。


このマジックツリー、構造はいたってシンプルです。入っているものは紙で出来た木の骨格(茶色の部分)と受け皿と液体だけです。この受け皿に木を立てて液体を受け皿に浸すと、あらふしき!、数時間後に初春の桜のようにピンクの花がぼちぼち咲き始めて、半日も置くとこんなかんじて満開になってしまいました。
これにはまだ幼いこどもたちも大喜び。狙いが当たってよかったよかった!


その仕組みは、「飽和水溶液」と「毛細管現象」なんだそうです。むかし聞いたような、なんかわからんが好奇心をくすぐるような名前。。「飽和水溶液」とは水には溶ける限界点があって、もう溶けないだけ溶かした水。「毛細管現象」とは水はものにくっつこうとする性質があって細い隙間に入っていこうとする性質。「毛細管現象」を使って紙の木をあがってきた「飽和水溶液」が木の先で蒸発して、溶けていられなくなった物質が結晶になって現れたということ。


うーん、科学ってすごい!
次はシー・モンスターかな・・