チームを組むとゆうこと チームはひとがすべて

業務を行う場合、単独で作業を行うこともあるだろうが、大方はチームを組んで業務を行うだろう。これは、会社や部署の枠組みであったり、作業量であったり、あるいは教育を兼ねたスキルの均等化であるかもしれない。だが、チームを組む本当の目的は、メンバー間の相乗効果により人数以上の効果をあげることが可能であるからだと考える。
チームの構成要素は何かと言えば、やはり「ひと」に尽きる。ひとにもいろいろな種類がいる。よくしゃべる人、寡黙な人、厳しい人、やさしい人、多趣味な人、夜遊びの好きな人、などなど。性格だけでなく、技術に関しても個人によって培ってきたスキルは千差万別である。チームには、そのような多様な人が入ることにより互いに作用しあい、触発されて単純な人数だけの能力を超えた不思議な力が生まれるのである。
チームにはリーダーもしくは管理者となる人が存在するが、リーダーも人である以上好き嫌いがあるだろう。リーダーは通常は人事権があり、メンバーを選出したり採用したりするだろうが、よりよいチームを構成したいのであれば、自分が苦手とする人や自分が不足しているものを持っていると思う人を進んでバランスよく採用すべきである。チームは自分のためにあるのではなく、チームメンバーみんなのためにあることを意識すべきである。私事だが、私はA 型でB 型の人間は正直苦手である。だが、理想のチームを考え採用した結果、80%ほどがB 型であることがプロジェクトが終わった後に分かりびっくりした経験がある。苦手ではあるが、自分の持っていない雰囲気や考えを持っているので、チームメンバーとなるとこれほど心強いものは無いだろう。
上記のように、チーム内では多種多様なひとがお互いに作用しあい、チーム独特の雰囲気をかもし出し、チームの文化が生まれことにより新たな業務スタイルが確立する。これが、チームの相乗効果であり、チームの一番の成果であると考える。


vol.11

チームが心地よいと感じられたら、そのひとのモチベーションは向上し、効率がよくなり、そこそこの苦難は乗り越えられるようになる。精神的な側面はバカにできない。
人間ですから・・