死んだチームと生きたチームの違い

チームが生きているか死んでいるかは、そのチームが自立した目標を持っているかどうかにかかっている。エンジニアは、皆チャレンジングスピリッツを持っている(と信じている。。)。チームが有効に機能している場合は、チームとしてのチャレンジング目標が文化として形成されてくるものである。それは、誰が言うまでも無くチームの誇りとして、各メンバーが自ら進んで行うようになる。


例えば、技術的に厳しい文化を持っていれば、社内規約や顧客からの要望によらずに、自発的にレビューシステムやプロセスフローを確立する。もしくは、提案を行う文化を持っていれば、仕様策定や不具合対処等の場合に、複数案を提示するようなレポートを作成したり、それらの内部評議会を催したりなど、プライドをかけて自発的に行動を行う。


生きたチームとは、このような状態にあるチームを指す。反対に死んだチームとは、依頼されたことしか行わない、依頼された内容にさえ消極的な見解しか示せない、チームとしての方針が見えない、などワーカーとしてしか機能しないチームを指す。生きているチームは活気があり、皆楽しく仕事を行っているものである。


vol.17

なんにせよ自発的に行動できているときには人は楽しいものですよ。いきいきしている。自然に笑みがこぼれる。この状態がいちばん良い状態なんです。軍隊なんかとは正反対ですよね。