2008年MotoGP暫定エントリーリスト出揃う

125cc

なんと言っても注目は中上貴晶の世界デビュー!I.C,チームからアプリリアに乗り換えての参戦です。日本の次代を担うのは彼をおいては無いでしょう。大治郎、ノリックの二人の天才を失った日本の将来を担えるように世界で成長してほしいと思います。それ以外にも昨年ランキング3位のコヤマックスこと小山知良もひいき目無しのチャンピオン最有力候補です。久々のチャンピオンのいる年になるのでカチンコ勝負はまのがれないでしょう。昨年後半から徐々にKTMにも乗れてきているし来年はほんと楽しみです!

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250cc

一番流動が大きかったクラス。ランキング1、2、3位がMotoGPクラスにステップアップ、125ccのランキング2、4、5位がステップアップしてきています。昨年の上位ランキングはバウティスタ、バルベラ、青山博一の順になりますが、青山は昨年はどちらかというと怪我に悩ませられた年。ここぞというときにはバウティスタ、バルベラなんかとは実力差があります。という事でここでも青山がチャンピオン最有力候補です。あとはアプリリアがばかっぱやくなってないことと、ステップアップ組が急成長しないことを祈るばかりです。それと高橋裕紀も昨年はいまいち波に乗れなかったので、ことしは巻き返しを期待したいです。

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MotoGP

なんと行っても注目はゼッケン1をつけたケーシー・ストーナーがどのような走りを見せるかです。ここ最近の歴史を振り返ってみるとゼッケン1をつけたライダーは自らのプレッシャーにつぶされちゃってます(ドゥーハンは別格?)ストーナーが新たな時代を築くのか、それともプレッシャー、もしくはロッシやライバルにつぶされてしまうのか。非常に興味のあるところです。

また、このクラスはタイヤの争いが見ものです。昨年長年王座に君臨していたミシュランが参入数年にしてブリジストンにひっくり返されてしまいました。ロッシもブリジストンにスイッチし、今年のミシュランはかなり気合が入っていることでしょう。ミシュラン同様昨年冴えなかったホンダ陣営もライダーの交代も無く巻き返しに燃えていることでしょう。ウィンターテストではどちらとも高パフォーマンスが確認されていますので来年ドゥカティブリジストンとの戦いは必至です。

それと日本人としては、玉田は残念ながらスーパーバイクに行ってしまいましたが、中野真矢にはがんばってもらいたいところです。タイヤをブリジストンに戻ってからはテストでもトップタイムをマークしていると聞いてるので、大治郎の古巣であるグレイシーニ・ホンダで大治郎の分もがんばってもらいたい!カワサキのころの勢いを早く取り戻してほしいですね。

それと最後にバレンティーノ・ロッシの復活です。昨年ストーナーがチャンピオンになってうれしい反面、ロッシが勝てないとなんともいえず寂しい思いがしたのは私だけではないはずです。2年に渡るスランプを乗り越えてエディ・ローソンのように再度頂点に上ってほしい!そこには新たな歴史が生まれているはずです。

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