携帯と固定の新たな融合
1月15日にソフトバンクがまた新たなサプライズ発表をしました。
ソフトバンクが携帯−IP電話を通話無料化へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080115-00000942-san-bus_all
ソフトバンクモバイルの携帯電話とYahoo BBのIP電話間での通話料が完全無料化とするサービスを検討しているそうです(但し、「ホワイトプラン」と、「BBフォン」の両方に契約している利用者が対象)。現在一部地域で試験運用を進めていて、問題なければ4月にはサービス開始になるそうです。
これまで1分当たり21−26円(携帯→IP電話)かかっていたものが無料となる。ソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」は携帯間の通話料を1時〜21時の間無料とするサービスを既に始めていて、グループ間の無線/固定通信網のボーダーレス化を図ってコンシューマのみならず法人に対してもグループ内通信サービスへの顧客の囲い込みを狙っている模様。この動きにより他通信大手の対抗策が迫られるのは必須でしょう。(でも大手は国から圧力がかかっているのでなかなか痛いところを突いたと言えるのではないでしょうか・・)
- これまでの携帯⇔IP電話間の通話料
- 携帯⇒IP電話(1分) : 15.6円(税込16.38円)〜25円(税込26.25円)
- IP電話⇒携帯(1分) : 42円(ソフトバンクモバイル)
- まとめてみると
- 「ホワイトプラン」と「BBフォン」の両契約が必要
- 追加料金は不要
- 24時間完全無料化
- 不明な点は
- 通信相手の契約状態に依存するか?
- トラフィック・品質への影響度
- 今後の各社の対抗策
通信会社もバックボーン・ネットワークのIP化が進み、このような垣根はどんどん崩れていくことでしょう。携帯−IP電話間の通話料は私の家庭でも話題に上がっていた矢先でした。企業でもWillcomを使っている会社は多いので乗り換えも考えられます。このようなブレークスルーを今後も期待したいものです。
うちでもさっそく検討しよう・・