関東の雪とリスクマネジメント

sibu_yossi2008-01-23

今年は雪が降らないねぇ、なんて話をしていたのもつかの間すごい雪が降っています。


電車に乗っていると、雪が結構よこなぐりだったので、駅に止まると空いたドアから雪が吹き込んできて寒いのなんのって。しかも折が悪いことに、快速、急行の待ち合わせ。その間ドア付近の片側の人には積もるいきおいで雪は入ってきます。その人は可哀想にコートを盾にして耐え凌ぐのみ。こんなとき寒冷地方の電車の開閉ボタンがほしいなぁなんて思っちゃいました。


そんなことでふとリスクマネジメントが頭に浮かびました・・。リスクマネジメントはリスクを事前に抽出してリスクに対して対策をうっておくこと。この場合は「雪が吹き込むことがある」がリスクで対策としては上記のボタンなどの対策になります。ですけど実際には、雪が降る確立とコストと便利さなどの理由で対策を行われないケースです。


逆に最近の公園なんかでは子供が怪我しないように(というかそうなって文句を言われないように)遊具が減っています。これは確立はさらに低いのにインパクトが大きいので対応するケースです。ですが子供にとってはたまったものではありません。


こう考えていくとどちらも提供者の都合で考えているのが分かります。だからといって提供者が悪いのかというとそれは逆で利用者が提供者に頼りすぎな面があるのではないかと思うのです。


やはり大切なのは個々のリスク回避能力なのではないのかと。


今日のケースであれば「雪が吹き込む席には座らない」ってことですかね。。