蕃山ビオトープ

蕃山ビオトープで行われたほたる観察会に行ってきました。
開催日だということに気づくのが遅くて8時過ぎに行きましたが、まだ人も多くて駐車場も用意されていて一安心。

ほたるの里は森の中の小川沿いに散策路があって、歩きながら鑑賞するようになっていました。所々の足元には懐中電灯があって、スタッフもところどころにいてくれて、「足元気をつけて」などとライトを照らしてくれたり気持ちの良い心遣いです。肝心のほたるは、そんなには多くないですがちらちらといて、久々にいなか風情を満喫しました。ほたるも人懐っこく目の前にふらふらと飛んで来ては服や顔に止まったりするので子供も大喜びでした。


この蕃山ビオトープは蕃山や広瀬川の自然を保護しようと平成14年にほたるの里が作られたそうです。今日見た感じでは作られた感はなくしっかり自然に帰衣しているように見えました。蕃山のように自然が豊富に見えていてもそうではないんですね。自然を後世に残すってこと。かなり大事ですよね。


ちなみに蕃山は仙台市街の西部に位置する「蕃山」「西風蕃山」「蛇台蕃山」の三つの峰からなる里山です。なんでも昔は弘法大師がこの山を霊場にしようとしたが天狗に邪魔されて高野山に去ったなどの伝説もあるそうです。