はじめ Part2

プロマネの目的(ソフトウェアに限って)は、よりよいソフトウェア開発環境を目指すものであり、ソフトウェア管理の本質とはFrameworkなどの手法によるものではなく、その使い手である管理者の人間性、ヒューマンスキルはもとより、一番大事なのはプロジェクトチームのエンジニアが如何に楽しく持ち味を発揮し、創造的に働くことが出来るかにかかっている。このような人間的側面が特に重要であるとの考えに焦点を当て、Frameworkでは定義できないような内容について、これまでに現場で培った経験をこれから記述していきたい。


vol.2

プロマネの目指すものは目的であって、物理的制約や時間的制約を如何に効率よく漏れなく実行するかにかかっているかと思われがちであるが、ソフトウェアに限っては(それ以外の業界にも当てはまるかもしれないが)それ以外にも個人のアイデンティティが非常に重要であると思っている。

それは、ソフトウェアとは無形のものであり、どうにでも組めるものであり、そして非常にアーティカルなものであるから。