プロジェクトマネジメント基礎セミナー終了
10月1日に表記のセミナーを無事終えることが出来ました。
下期の始まりのお忙しい日に参加していただいた皆様方本当にありがとうございました。
セミナーではなかなかスマートに話すことが出来ず、お聞き苦しいところもあったかと思いますが、なんとか最後まで進めることが出来ました。ですが、本当は話したかったのですが、時間が無くてはしょってしまった面白い話があったのでこの場で紹介したいと思います。
元日立システム社長の名内泰蔵さんという方がいらっしゃるのですが、この方はJRのマルス105(みどりの窓口の予約システム)の開発指揮をとられた方で、「曖昧性性とのたたかい 〜体験的プロジェクトマネージメント論〜」なんて本を書かれています。名内さんは精力的にセミナーもされており、私も参加させていただきました。非常に現場寄りで現実にそくした内容なので強い共感を得たものです。
そんななかでも特に面白かったのは「楽しく学ぶプロジェクト管理 PM格言カルタ」なんてものを作られているようで、プロマネを「楽しく学ぼう」なんて発想と、それにプロマネが「カルタ」?なんて、、、その組み合わせに笑ってしまいました。内容もおもわずうなずいてしまうような内容です。いかにいくつか紹介しましょう。
- [こ]工程はトップの意思の見せ所
→工程表をみせたメンバーが「これなら出来るかな?」と如何に思わせられるかですね。
- [に]二倍には増えると考え予算取れ
→プロジェクトに未知の問題はかならずあります。簡単と思ったときこそ特にあぶない
- [の]納期こそ守る執念、延ばす勇気
→納期を守る事はプロのプライドですが、延ばす事はプロの責任です
- [ひ]人は間違え、機械は壊れ、バグは残ると覚悟せよ
→バグは必ずなくなりません。それを如何に抑える設計、対応、仕組みが大事です
- [わ]分かるとは他人に説明できること
→ひとに話すことをイメージすると新たな不明点が浮かんできます
こんなことをすんなり言えるようになりたいですね。
今度はテーマを絞ったプロマネのセミナーを行いたいと思いますのでまたの参加宜しくお願いします!